高齢者施設での看護師の微妙な立場

高齢者施設での看護師の微妙な立場

 

 

高齢者施設で働いていた時のことです。

 

それまでは病院勤務ばかりでしたので、施設で働くのは初めてでした。

 

数年仕事をしていなかったため、ブランクがあっても大丈夫で4〜5時間のパートで働けるところを探していました。

 

高齢者施設は急変がほとんどなく、医療行為もありませんので勧められるままに働くことにしたのです。

 

仕事は服薬管理と病院等への通院の手配、医師やケアマネとの連絡相談がメインです。

 

仕事自体は慣れるとそれほど時間がかかる内容ではなかったので、最初は事務所にいることが多かったのですが、

 

だんだんとホールに出てレクリエーションに参加したり、入居者さんと話をしたりカラオケをするようになりました。

 

思いの外ホールで過ごすことが楽しくなってきました。

 

 

口だけ出す看護師というイメージ

 

施設では看護師は介護士と同じようなことをすることも多くなります。

 

介護の経験もできるのですが、この施設では看護師と介護士の仕事がはっきりと分かれており、トイレ介助や食事介助などは完全に介護士の仕事であって、看護師は直接しないという方針でした。

 

できれば入居者さんと関わるためにも介護もしたいですし、レクリエーションなどの企画から関わっていきたいと思っていたのですが、外から見ているだけ。

 

病院とは違い、入居者さんと近い距離で看護ができると思っていたので、実際には違ったことが残念でした。

 

さらに、介護士さんへの指導も看護師の仕事になっていたため、実際には何もしないのに、口だけ出す看護師というイメージになってししまっていたのもモヤモヤしました。

 

そのことで、介護士さんとの関係性もなんとなく距離ができていた気がします。

 

とはいえ、高齢者施設の仕事は看護師としてブランクがあっても働きやすいものです。

 

残業もなく土日も休みなので、条件的にはとても良いのですが、正直もう少し介護もしたかったと今も感じています。

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